Raspberrypi model 3B+ にubuntu 18.04 LTSを入れて無線SetUpまで
Raspberrypi model 3B+ にubuntu 18.04 LTSを入れて無線SetUpまで
注意:ネットのセットアップの内容が古いです。
概要
ラズパイモデル3B+を買って、ubuntuを入れたいといった人に向けて参考になればいいな、また自分がもう一度セットアップするときになったら参考にしたいと、思い書き記すことにしました。
必要なもの
LANケーブル、 キーボード、 ラズパイ3B+、 ラズパイ給電用ケーブル、 マイクロSDカード、 モニター、 HDMIケーブル
今回のセットアップで頭を悩ませたこと
1 . ラズパイ3Bと3B+で互換性があると思いubuntu16.04入れたところ、OO先輩の記事に書いてあった通り虹色のスクリーンが永遠に続いて悲しくなりました。(追記2019/05/28 ubuntu16.04を入れることは可能でした。)
2.netplanがネットワークの設定において新しく標準化しているということで、使ってみましたが全然できなかったので諦めました。
3.vimエディタを使っていて:wqで保存終了したかったのですが、なぜかキーボードがどうしてもUS認識になってしまうということで:が打てなかったのですが、shift+;を打つと:が打てます。
手順
1 .公式サイトからラズパイ3B+にubuntuを入れる場合にあたって推奨されているバージョン18.04のイメージをPCにダウンロードします。(こちらから)
2.ダウンロードしたイメージをカードに焼きます。焼く方法としてbalenaEtcherというソフトを使います。(こちらから)
3.そもそも、元からラズビアンなどが入っていてフォーマットしたけどSDカードのGBがなぜか減って意味が分かりません。という方はSD Card Formatter という専用ソフトを使います。そうすることで正常にフォーマットできます。(こちらから)
4.そうするといよいよラズパイにSDカードさして、ラズパイを起動させるところまで来ました。 起動させるとパスワードやらを聞かれるので、初期設定であるubuntuを書きます。下記の通りです。
ubuntu login:ubuntu Password:ubuntu
~ 追記 ~
~$ sudo apt-get update && sudo apt-get update
このコマンドをパッケージなどのインストール前に打っておきましょう。
5.そうするとホームディレクトリにいる状態になります。ここからはラズパイにLANケーブルが挿入されている前提として話を進めていきます。 まず下記のようなコマンドを打っていきます。
~$ sudo vim /etc/network/interfaces
するとvimエディタが立ち上がるので
auto wlan0 iface wlan0 inet dhcp wpa-conf /etc/wpa_supplicant/(接続したいSSID).conf wireless-power off
上記の文を追加します
6.次にスーパユーザー(rootユーザー)になります。そのために下記のようなコマンドを打ちます。
~$ sudo -s
そうすると$マークから#マークに変わります。ほぼすべての操作の権限を持 つユーザーになれます。通常ユーザーに、戻りたい場合は、下記の通り。
~# exit
7.次にスーパユーザーのままで次のパッケージを下記のコマンドで取得します。
~# apt install wpasupplicant
そうしましたら次に下記のようにコマンドを打っていきます。
~# wpa_passphrase (接続したいSSID)(暗号化キー)> /etc/wpa_supplicant/(接続したいSSID).conf
上記のコマンドが成功したかどうかはcatコマンドで/etc/wpa_supplicant/(接続したいSSID).confを見ていただけたら分かります
8.次にwireless-toolsパッケージをインストールするするために下記のようにコマンドを打っていきます。
~# apt install wireless-tools
9.最後にWi-Fiデバイスを立ち上げる作業します。立ち上げるためのパッケージを取得するために下記のようなコマンドを打っていきます。
~# apt-get install ifupdown
取得できましたら、下記のようなコマンドを打ってWi-Fiデバイスを立ち上げます。
~# ifup wlan0
注意していただきたいのは、ifupはroot権限が必要であることです。
10.下記のようなコマンドで再起動
~# sudo reboot
Wi-FiがSet-Upが完了したか下記のようなコマンドを打って確かめます。
~$ ifconfig
以上で手順としては完了です。 さらに確認してみたいというならば、teratermを使ってSSHログインすることで確かめられます。
11.別の場所でのWi-Fiのセットアップもしたいということありますよね。やろうとすると、ひたすらWi-Fiクラッシュメッセージが来ます。このメッセージをなんとか消さないと作業やら何もできなくなります。以下のようなメッセージが続いて鬱陶しくなってきます。
brcmfmac: brcmf_run_escan: error (-110) brcmfmac: brcmf_cfg80211_scan:scan error (-110)
対処法として以下のコマンドを打つとメッセージが来なくなります。
~$ modprobe -r brcmfmac ~$ modprobe brcmfmac
それから、Wi-Fiのセットアップをやっていけば先ほどのような現象に苦しむことはないでしょう。 本当に困ったエラーだなー。
参考元
https://qiita.com/y_sk256/items/5fb7124e178615be11a2 https://blog.dshimizu.jp/article/1196 https://qiita.com/Aton-kish/items/e06d87626b21e21c1e33 https://github.com/raspberrypi/linux/issues/2453